発達障害→不登校の息子の子育ては壮絶だった

うちには息子と娘が一人ずついて、長男は現在高校2年生になりました。奇跡のような話で高校生で進級ができました。一時期高校を卒業することも無理ではないか・・・と思っていました。

中卒で働く・・というのも不可能で、自然と引きこもりになるという選択肢か残っていませんでした。

 

息子のことをブログに書くつもりはなかったのですが・・・・私の人生の中でこの体験が切っても切れない体験なので、同じような悩みに困っている方の力になれるのならと思って記事を書くことになりました。

 

一応私はブロガーの端くれ。何かの役に立つ人間になりたいと思ったときにこの経験を語ることを避けることはできないと思ったからです。

 

発達障害は親のせいではない

発達障害の子供はとにかく不器用で普通にできることが少なくて特に初めての子供だと「なぜ?」と思うことがとても多かったです。

理解することが難しかったです。

理解力も乏しく、なぜ学校に行くのかとかなぜ宿題をしなければいけないのか、意味があるのかないのかということを深いところを全く考えないので精神的にもなかなか成長が見られません。

会話が成り立たないことが多く、親としてはいつまでも子供の状態で「大人になれるのか?」とすごく疑問に思います。

こういういわゆる育てにくい子供を持つと、「親のせい」というように見られがちです。ただでさえつらい状況なのに「親のせい」とされるのは非常に腹立たしいんです。

発達障害の子供は一種の障害で親のせいではないわけです。

 

現在の息子の様子

息子は中学校の時に障害者手帳を取得しました。精神障害の枠組みで、等級は2級。1,2,3級とある中の真ん中で、決して軽いタイプではありません。入院歴もあります。

行動や発言もおかしなところも多くてとても普通の子ではありませんでした。

とても大変でした。

 

高校生になったころに家に置いておいても何も変化もないため、自立支援施設に相談をして高校1年生の年齢で完全寮生活を送ることを家族として結論を出して、本人の同意を得て施設に入れることにしました。

自分のことを客観的に見ることもできないし、他人との付き合い方も逃げていたし、できることも少ないし。自分に何ができるんだろうか、逃げていてはだめだということをそこで知っておく必要があるので施設に入れることにしました。

高額な費用がかかりますが、本来親がするべきことができていなかったということもあり(父親の存在がほぼ不在)、あとできることは他の方にお願いするということ。

父親は不在が多いくせに勉強をすることをやけに強要してきたりするため、母親が守るという状況が生まれてしまった。それにより、家に逃げるというのが癖になり前に進むことを拒否。他人を理解するということも拒絶したため孤立してしまうという悪循環に陥っていました。

ということで、現在息子は自立支援施設で似たようなお子さんと共同生活を送って1年が経過し、高校にも通学。自分で身の回りのことをやりながら現在は高校2年生に上がることができました。

かなりのことができるようになり、自立支援施設は息子のようなタイプにはとても合う場所でした。甘えがないというのが一番いいのだと思います。

環境でだいぶ育つんですね。

 

いじめ→引きこもり

その前からいじめに近い状況があり、引きこもりということになっていました。

社会性がもともと育ちにくい → いじめにつながりやすい

 

こういう特徴も強く他人との協調性がまるでなくて話もかみ合わないので当然と言えば当然のように思うんです。でも、それでも友達でいてくれている子は数人いたんです。いたんですけど、その友達も大切にしない。

周りとのこういう差が目立ち始めるのがだいたい小学校の高学年くらいと言われているようです。

息子は中学校ではとてもついていけないだろうと思い、個別級に在籍。そのため検査を行いました。精神年齢は4歳ほど差がついていて個別級の進学にOKをもらいました。

 

この中学校時代がかなりの暗黒期。いい話題がほぼなし。

家で暴れて入院させたり、学校の勉強が全く分からないのにやる必要が分からないので何にもやろうとしない。そのくせ「普通のクラスに戻りたい」というわけです。

普通のクラスに通わせたこともありますが、成績が「1」(5段階評価)

手遊びをしてしまう、聞いていない、コミュニケーションを取らない状況では・・・・普通のクラスに戻せません。

 

こんな状況でいい状況に転がるわけがないんです。ありとあらゆるところで躓いてしまっているのでもう手に負えない状況はこのことです。

 

暴れる→入院させる を2回ほど繰り返しました。

 

本気で殺そうと思ったことも何度かある

何をやってもうまくできない、いろんなことをやらせてみるんだけど、怒って帰ってくる。走って帰ってくる。

 

本気で殺そうと思って自分も死のうと思いました。そこでストッパーになったのが娘の存在。

娘がいるので、この娘は普通に学校に行ける娘で友達もいました。

この子のために私が犯罪者になってはいけない!とその一心で抑えてきました。

 

最終的に見えてきたのは、普通の学校ではこういうタイプの子供は成長ができない。同じような子供のいるところないと自分を認めることもできないし劣等感しか生まれないということを感じました。

我が家の住まいがいわゆる高級住宅地で比較的裕福な家庭なお子さんが多く、成績も高い学校で有名なところでした。

 

家庭に問題を抱えているような子供など「色々抱えている家庭」というのが少なく、同じような境遇のお子さんが多かったのも息子が心を開けなくてひねくれてしまったのも一つ。

我が家の近所には「それぞれいろんな事情を抱えている」というのが見えにくく、自分だけできないということがより強調されてしまったんじゃないかなというのも一つの理由です。

 

まとめ

すべてを書いたわけではありませんが、発達障害の子供は適応しにくく生きにくいのですが、親も相当大変なんです。

うちのパターンを一つ知ってもらうと少し希望が持てるんじゃないかなと思います。最終的に施設というところも手があるんです。

同じようなお子さんって結構たくさんいるんです。

とりあえずこういう傾向があるお子さんに必要なお金っていうのは普通の子供よりかかっちゃう場合もあります。そういう時に家族が一緒に手を取り合って資金面だけきちんとしておけば何とかする方法はあるんです。

施設に入れるって親から見たら「逃げ」のように感じるかもしれませんが、利点として

 

  • 自分(本人)の現状を知ることができる(客観的)
  • 親の本気度が本人に伝わる
  • 逃げられないということを学ばせる
  • 甘えては成長できないということを知ってもらう
  • 自分だけではないということを知る

 

共同生活を通して、自分だけではないということが分かると思います。家庭環境の問題を抱えていたり本人自身の問題を抱えていたりいろんなことでうまくいかないときはあります。

自分だけで何とかならなかったら、こういうところに思い切って出すというのは必要だと思います。

 

子供の問題はいずれ親の問題にもつながります。引きこもりの問題は今も抱えている人が多いです。子供が自立できないと親がずっと面倒を見ないといけません。

そうなると経済的負担や精神的負担は計り知れなく、親自身も何のために生きてるかってほぼ100%子供のために生きるしかなくなるんです。

子供は自立させるために産むし、育てるんです。一人の大人にすることがゴールです。

親のために子供を育てるのではないんです。

 

できるできないって人それぞれあります。だけど、できないことをカバーすることってできるんです。できないことを練習したり勉強したいしてみんな頑張っているんです。

 

私自身についての問題もあります。子供の問題は一つ前進しましたが、この数年悩んでいた事実は消えないし私自身の時間もかなりすっぽり抜けていて「自分てなんだろう」って思う時間が増えています。自分自身を犠牲にしていたということなんだと思います。

自分が分からないという状況に陥っています。

 

とても難しいことだと思いますが、現在苦しい方、どうしていい分からないという方のために何かの方向性を示せたらいいかなと思って書きました。

 

 

 

 

 

 

puchihapi

横浜市在住、40代の高校生と中学生のお母さん。おばちゃんブロガー
ポイ活に力を入れて別ブログ書いています。
富裕層の姑と企業の管理職の夫を持つ。庶民派主婦。
発達障害の息子と数年間葛藤して現在は寮生活。壮絶な日々を経験。
適応障害になりつつ毎日頑張る!カーブスに通い心の元気を取り戻しつつある。今までに得た生きるコツや何気ない日常、苦労したことなどを発信しています。

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